_
4日の日は大雨であった。
昨日5日にクリークへいった。
川幅が倍にグーンとひろがり、怒涛のように水が下っていった。
クリークの水草はみななぎ倒されている。
第一遊歩橋の上には下流側のテスリの下に枝葉がからみついていた。
おそらくこの橋の上を濁流が下っていったのだろう。
テスリの下は開いているので枯れ枝などの大半は流れ去ってしまったであろうが、橋の手前にはそれが積もっていった。
水鳥はまるで姿がない。
さて今日もまたここを散歩した。
もう水位は平常のときと同じように下がって、流れもおだやかで、まるで昨日のことがうそのように静かである。
遊歩橋に足を踏み入れたとたん、その脇の土手で鳥が動いた。
「いた、クイナ!」
おどろいたのであろう、ツツーツー草むらに逃げ込んだ。
写真を撮るどころではない、ものの一秒といったところだろうか。
もう少し注意を払えばと思ったが、後の祭り。
でもクイナに出会えただけでも幸運をいわねばなるまい。
まだ、クイナはここに居る。
なら、またいつか会えるだろう。
【 再開:クイナ・リポート 】
_